東京工科大学コーオプ教育に参加

約2か月間の就業体験を授業に組込んだ産学連携教育

2022年6月~7月相模原市緑区大山町の技術センターにて実施しました。

私たちにとっての「チャレンジ!」

さて、同大学工学部HPの『コーオプ教育(Cooperarive Educationの略)』によれば、その目的は 「実践力、責任感、主体的行動力、働くことの価値観を身に着けたエンジニア(社会人)を輩出すること」。その取組みに共鳴し、今年初めて学生を受け入れました。

約2か月間、「働く仲間」として学生をお預かりする試みは、上司が新人を教えるOJTや、社会人導入期間中の相談相手として斜め上の先輩を指名するメンター制度など、既存のわが社の仕組みを前提としない、異なるアプローチが必要になることが想定されました。

コーオプ教育とは?

https://www.teu.ac.jp/gakubu/eng/coop_edu.html

【東京工科大学工学部HP】

成果発表会(7月)。リハーサル効果はあったけど、緊張したかな。

気づきがもたらす相互作用

大学にとっては、大学では身に付けられない“社会人基礎力”を学生に学ばせること。

学生にとっては、慣れない環境下で、問題を発見し、解決までの計画を立てたり、実践的コミュニケーションを体験することで「気づき」が得られること(と期待込みの推測)。

では、わが社にとっての気づきとは?

毎年入社した新人が、組織に溶け込もうとして環境に適応する前提とは異なり、学生という「異邦人」のまま、我々の職場に飛び込んできてくれることで、少しだけ“さざ波”が起こり、そこに生まれる「気付き」。それは私たちにとっては少しの緊張感と、これまた少しだけ先に社会人になっている先輩にとっては、手が届きそうな「懐かしさ」を伴う「まなざし」。

応援団として

当初、学生を長期インターンシップとして迎え入れることは、わが社に興味を持ってもらって、来年就職希望先の1社に選んでもらえたら・・・という「下心」があったのは事実ですが・・・。

今回、コーオプ教育に参加してみて、私たちも思った以上に自然体で臨むことができましたし、これから、社会人になる準備をする学生の「リアリティギャップ」を少しでも和らげることに繋がれば・・・という応援の気持ちは、全員にあったと思います。関係者にとっても、人との関わりを多面的に持つことの重要性に気づかされたことが一番だったかな。

PAGE TOP
非該当証明書発行申請
お問い合わせ