入社足掛け6年目のGGです。
🎵昭和の上司が言うことにゃ(^^♪ これに俗謡(メロディー)をつけたのですが、社員旅行が復活した暁にも披露する予定はありません。昭和の上司は、平成令和とは違います。昭和の仮面ライダーと平成令和の仮面ライダーが違うように。/
わが社は温度の会社なので、温度°知新!ということで。
昭和の上司が多用していたフレーズを振返り、上司と部下の関係を令和的視点で考えるシリーズその①。
先日、全体朝礼の進行役として、「今月も、”ネアカ のびのび へこたれず!” でいきましょう! 古いかな?」 と締めくくったところ、「どういう意味? 噛んだのか?と思った、 良く分からなかったよ」などなど。滑舌悪くてスミマセンねえ。
私が聞かされたのは、昭和50年代後半・バブルの入り口(40年くらい前)の頃。このフレーズは割と使われていたと思います。直属の上司は戦後の第一次ベビーブーマー(団塊の世代)、その上の管理職となると昭和10年代生まれか。戦後日本の貧しかった時代を知る最後の世代。
さて自分で口に出してみると
今、自分で口に出してみると気恥ずかしい感じもするな。内容的には、ポジティブなフレーズで分かり易いし、他人に薦めたくなるのも分かるけど。やや直線的な表現で曇りなく疑いの余地を挟めない。上司に言われると、言い返せない感じか。人生もっと複雑だし、曖昧かつ多義性の時代、今だと、やや押しつけがましさを感じるかも。ただ、当時こう言ってくれる上司の方が「厳しさにも納得感があった」気がします。
さらに言えば、同時期の「24時間働けますか(CM)」とか「さあ 心のゴングを鳴らせ(営業)」に比べると、底抜け感があって、肯定的なフレーズ、嫌いではありません。
さてそんな上司と、どういう関係を築いたのか。関係論の視座をどう持つべきだったのか。
❞上司と部下の一人一人がいかに質の高い関係性を築けるか。(中略)何らかのきっかけで部下がリーダーの期待以上のパフォーマンスを見せれば、リーダーはそれを高く評価し、適切な報酬を与える。結果、部下もリーダーの高評価に報いようとする心理が働き、さらに懸命に働くようになる。そしてリーダーは、さらにその部下に報いるだろう。すなわち「心理交換・契約の好循環」が生まれる。これを「質の高い交換関係」と呼ぶ。❞
「世界標準の経営理論」p327 入山章栄氏:Leader-Member-Exchange:LMX 【1970・80年代~】とあります。
入山 章栄 教授 (IRIYAMA, Akie) – 早稲田大学 大学院経営管理研究科 (waseda.jp)
入山章栄教授のインタビュー記事::https://www.bookscan.co.jp/interviewarticle/512/1