配線/結線/接続
入力の配線方法
例)TTM-004で熱電対をご利用の場合
端子13に熱電対の-、端子14に熱電対の+を配線します。
簡易取扱説明書の「Wiring/配線」の確認をお願いいたします。
設定方法/使用方法
制御種類の設定方法
<SET2:制御セット>の「13.制御種類設定画面」で「機能・出力1制御種類・出力2制御種類」の設定ができます。簡易取扱説明書の「13.制御種類選択画面」の確認をお願いいたします。
イベントの設定方法
イベントの設定では「PVイベント出力機能」「特殊イベント出力機能」「イベント出力特性」があります。
PVイベント出力機能は下記のPVイベント動作表を設定できます。
追加機能として、「保持」「待機シーケンス」「保持+待機シーケンス」があります。

イベントの位置設定は下記のイベント感度動作を設定できます。
※「偏差」とは、イベント発生温度が「SV:△印」値に対する、差分温度の設定値になります。
※「絶対値」とは、「イベント発生温度=イベント設定値(E1H、E1L)」その値になります。
従って「SV」に依存しない設定方法です。

特殊イベント機能はヒーター異常に関する機能です。下記の設定ができます。

- 断線状態は、Tonの間にヒーターに電流が流れていない状態です。
- 溶着状態は、Toffの間にヒーターに電流が流れている状態です。
- 断線警報の検知にはOUT1のON時間が300ms以上を必要とします。
- 溶着警報の検知にはOUT1のOFF時間が300ms以上を必要とします。
- 警報出力は断線または溶着のどちらかを検出した時点で発生し、発生した警報は要因が取り除かれるまで状態を保持します。簡易取扱説明書の「<SET3:イベント出力1セット>」「<SET4:イベント出力2セット>」の確認をお願いいたします。
※付加機能「保持」「待機シーケンス」「保持+待機シーケンス」について

「保持」:
PVが1度イベント発生状態になり、発生条件が解除されても、イベント信号は発生は解除されません。本体電源OFFにて解除されます。
「待機」:
本体電源ON時、PVが発生状態であっても、イベントを発生させない機能です。
イベント信号の発生には、1度PVが発生条件の範囲外になり、再び発生条件になった場合、初めてイベント信号を発生状態にします。
用途例としては、下限警報を設定していると、電源ONでイベント発生状態になりますが、最初は発生してほしくない場合などに使用します。
「保持+待機」上記動作の複合動作になります。
運転モード画面から設定モードへの移動方法
MODEキーを2秒以上長押しです。
(設定モード画面から運転モード画面への移動方法も上記と同様です。)
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キーロックの解除方法
<SET1:初期セット>の「8.キーロック設定画面」で「ロックOFF」の設定ができます。
簡易取扱説明書の「8.キーロック設定画面」の確認をお願いいたします。
ブラインドの解除方法
ブラインドの設定/解除の操作方法を示します。
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簡易取扱説明書の「ブラインド設定モードへの遷移」の確認をお願いいたします。
ATの操作方法
(準備)オートチューニングを行う場合はセンサーやヒータなど周辺の接続を行った後に起動してください。
(操作)
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※PID定数以外の設定は必ずオートチューニング起動前に行ってください。
※FUNCキーを「ATキー」に設定してあれば運転モードでFUNCキーを押す事によりオートチューニングを起動できます。
※DIを「AT起動」に設定してあればDIのアクティブでオートチューニングを起動できます。
(AT終了するまでDIは保持してください。)
正動作逆動作の設定方法
- 正動作逆動作切替出力1を正動作(冷却)で使用するか逆動作(加熱)で使用するかを設定します。
- 「SET2:制御設定モード」の「_dIr:正動作逆動作切替設定」により、切り替わります。
(dIr=0の時 逆動作)(dIr=1の時 正動作)になります。
※「SET2:制御種類設定」の「Cnt:出力2制御種類」が、「1」又は「2」に設定されていることが必要です。
製品仕様
その他の表示について
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→温調器の入力種類設定とセンサーの確認をお願いいたします。
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→入力の配線の確認をお願いいたします。
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→弊社にお問い合わせください。
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→キーロックの解除をお願いいたします。
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→<SET5:DI入力セット>の「62.SV2設定画面」で設定値の変更をお願いいたします。
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→外部接点の閉開により、DI入力に割り付けられた設定値の変更をお願いいたします。
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→<SET1:初期セット>の「7.ファンクションキー設定画面」で「タイマ使用しない」に設定後、制御モード画面で設定値の変更をお願いいたします。
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→<SET7:タイマセット>の「71.タイマ出力先設定画面」で「設定しない」に設定後、制御モード画面で設定値の変更をお願いいたします。