TTM-200についてのお問い合わせ

配線/結線/接続

入力の配線方法

例)TTM-204で熱電対をご利用の場合
端子11に熱電対の-、端子12に熱電対の+を配線します。
TTM-204シリーズ簡易取扱説明書の「端子配列」の確認をお願いいたします。

設定方法/使用方法

イベントの設定方法

イベントの設定では「イベント機能1」「イベント機能2」「イベント機能3」「イベント機能4」があります。
イベント機能1の設定では「イベント機能」「付加機能」「制御モード連動機能」があります。
「イベント機能1」は下記の様に設定できます。
付加機能として、「保持」「待機」「ディレイ」「保持+待機」「保持+ディレイ」「待機+ディレイ」「保持+待機+ディレイ」があります。

*には出力1~7の数字が入ります。

*には出力1~7の数字が入ります。

  • 保持とは、一旦イベント出力された後、PVがイベント機能1動作領域から外れてもイベント出力を保持して出力し続ける機能です。
  • 保持の解除方法は、電源再投入やイベント上下限設定変更で可能です。また、イベント範囲を偏差で設定している場合はSV変更でも保持は一旦解除します。
  • 待機とは、電源投入時や設定変更時点で、PVがイベント機能1動作領域内でも初回は出力せずに待機する設定です。
  • イベント出力は、一旦動作領域から外れ、再度動作領域内に入った場合に動作します。
  • ディレイとは、イベント機能1動作領域内に入ってからイベント出力するまでの遅延時間を設定します。

連動機能とは制御モード連動機能でイベント機能1を動作させる制御モードを設定します。
待機シーケンスと組み合わせた場合は次の様になります。

  1. イベントが発生していない状態
    RUN/READYを切り替えてもイベントは発生しない。
  2. 待機状態
    RUN/READYを切り替えてもイベントは発生しない。
  3. イベントが発生している状態(待機から1回抜けてイベント発生)
    RUN→READYと切り替えると、イベントOFF。 2)待機状態へ

「イベント機能2(PV異常)」は下記の様に設定できます。

「イベント機能3(CT異常)」は下記の様に設定できます。

「イベント機能4(ループ異常)」は下記の様に設定できます。

簡易取扱説明書の「<SET5・6:OUT1・2設定モード>」「 <SET7・8・9・10・11:OUT3・4・5・6・7設定モード>」の確認をお願いいたします。

運転モード画面から設定モードへの移動方法

MODEキーを2秒以上長押しです。
(設定項目選択画面から運転モード画面への移動方法も同様です。)

キーロックの解除方法

「SET3:キー機能設定モード」の「6.キーロック設定モード」で「OFF」の設定ができます。
簡易取扱説明書の「6.キーロック設定モード」の確認をお願いいたします。

ATの操作方法

「SET4:制御設定モード」の「16.AT起動画面」で▲又は▼キーで起動停止の設定ができます。
簡易取扱説明書の「16.AT起動画面」の確認をお願いいたします。

制御モードの設定方法

「SET1:入力1設定モード」の「8.キーロック設定画面」で「ロックOFF」の設定ができます。
簡易取扱説明書の「8.キーロック設定画面」の確認をお願いいたします。

正動作逆動作の設定方法

「SET4:制御設定モード」の「10.正動作逆動作設定画面」で逆動作/正動作の設定ができます。
簡易取扱説明書の「10.正動作逆動作設定画面」の確認をお願いいたします。

ブラインドの解除方法

ブラインドの設定/解除の操作方法を示します。

※画像をクリックするとPDFが開きます。

簡易取扱説明書の「ブラインド設定モードへの遷移」の確認をお願いいたします。

AT感度について

AT中のON/OFF動作の感度を設定します。AT中に測定値のフラツキが大きいと、このフラツキでチューニング結果に影響を与え、正常なPID定数が算出されない場合があります。
このような場合に、AT感度を調整することにより、適切なチューニング結果が得られます。
また、AT感度が小さい場合、ノイズによる測定値のフラツキや、常温に近い温度での制御では外部環境の影響が大きくなることがあります。この場合外部環境の影響を制御対象の特性と誤認識してしまい、最適な制御特性を算出できないことがあります。AT感度設定パラメータは通常、初期値のままでの使用を推奨します。簡易取扱説明書の「15.AT感度設定」の確認をお願いいたします。

製品仕様

その他の表示について

オーバー表示
¯¯¯¯¯
・入力が表示範囲上限を超えている
・熱電対が断線している
・0-10mV入力が断線している
・測温抵抗体でAbb端子のうちいずれかが断線している
→入力を表示範囲内に納めてください。
→断線をなおしてください。
アンダー表示
¯¯¯¯¯
・入力が表示範囲下限を超えている
・0-10mV以外の電流/電圧入力断線している
→入力を表示範囲内に納めてください。
→断線をなおしてください。
ERR0 ・メモリエラー
→電源を入れなおしても治らない場合は、修理を依頼してください。
ERR1 ・入力A/D変換エラー、または過大な入力が入った
→過大な入力を取り除いてください。
→電源を入れなおしても治らない場合は、修理を依頼してください。
ERR2 ・オートチューニングエラー
→オートチューニングエラーは、入力がバーンアウトかオートチューニングが3時間以上経過した場合に表示されます。
オートチューニングできない制御対象は手動でPID値を設定してください。
LoC ・キーロック中にパラメータを変更しようとした
→LoCと表示されて設定変更できません。キーロックを解除してください。
DI ・DI入力に割り当てられた目標値(設定値)を変更しようとした
→DIと表示されて設定値を変更できません。DIの割り当てを解除してください。
FUNC ・FUNC機能に割り当てられた設定値を変更しようとした
→FUNCと表示されて設定変更できません。FUNK機能の割り当てを解除してください。
REMO ・ローカル/リモート機能に割り当てられた設定値を変更しようとした
→REMOと表示されて設定値を変更できません。ローカル/リモート機能の割り当てを解除してください。
ZBNK ・自動バンク切り替え機能に割り当てられた設定値を変更しようとした
→ZBNKと表示されて設定値を変更できません。自動バンク切り替え機能の割り当てを解除してください。

その他

TOHOローダソフト TTM-200シリーズ/04SPの通信方法

通信取説の「2.TOHO通信に関する設定」の確認をお願いいたします。

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